転職支援サイトからの応募と転職サイトからの応募 どちらが有利か?

転職支援サイトからの応募と転職サイトからの応募はどちらが有利か?

企業に応募する際、主に転職支援サイトを経由して応募する方法と、リクナビNEXT等、転職サイトから直接応募する方法の2通りがありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。私自身、複数回転職を経験しており、かつ現在は管理部門責任者(兼人事責任者)として企業で採用する側ですので、より効率的に転職活動を成功させるために参考にして頂けたらと思います。

 

 

【転職支援サイト経由】

 

(メリット)
1. 手間がかからない
 転職支援サイトに登録しておくと、登録者にマッチしていると思われる求人を勝手に探してくれます。また履歴書と職務経歴書(以下レジュメ)さえ作成しておけば、応募から面接日程調整まで全て対応してくれます。現職からは活動に時間的制約があるので、これは大きなメリットです。

 

2. 書類選考が直接応募より有利に進みやすい
 紹介会社経由の応募ですと、ある程度紹介数が絞られており、かつ紹介会社に必ず返答しなければならないため採用担当者にレジュメを読んで頂ける可能性が極めて高いです。転職サイト経由ですと膨大な数の応募があるので、特に年齢が高い方ですとレジュメ自体読んでもらえず書類NGとなるケースが多いです。実際私が転職サイトで人事担当を募集した際、40歳以上の方はレジュメを読まず全てNGにしていました。
 また紹介会社と採用担当者のリレーションが強い場合、さらに選考が有利に働くケースがあります。私自身採用する側として、紹介実績があり良好な関係の紹介会社からの応募者ですと選考で迷った場合、まああの紹介会社からだからいいかと、OKすることが多いです。

 

3. 非公開求人の紹介を受けられる
 特に職位や給与の高い求人は、転職サイトから直接応募できるものはあまりないと思われます。また紹介会社独占の求人を有しているケースもあります。

 

(デメリット)
1.転職サイトの応募者と同程度の評価となった場合、不採用になりやすい
  この理由は企業側の採用コストの問題で、一般に紹介会社経由で採用が決まった場合、企業は紹介会社にその方の年収の30%程度を支払わなければなりません(例えば年収500万円の方の場合、500×30%=150万円を支払う)。これは企業側からするとかなりのインパクトで、特にスタッフレベルを採用する際は紹介会社からではなく、転職サイトや自社サイトからの応募者を取りたいと考えています。その為書類は通りやすいものの、面接のハードルは高くなります。かつその他のコストが低い媒体経由での応募者と同程度の評価となった場合、不採用となるケースが極めて高いです。

 

2.自由に応募できない
  紹介会社はあくまで企業側から手数料を頂くので、企業側との関係を非常に重視します。当然企業側に紹介する方も選びますので、応募したくても紹介会社判断で応募が制限されるケースがあります。また登録者側の立場で考えると紹介会社との関係を良好にしておくことも重要なので、多少気が乗らない求人の紹介でも応募しなければならないケースもあり得ます。

 

 

 

 

【転職サイト経由】

 

(メリット)

 

1. 気軽に自由に応募できる
 直接応募できるので、自分がいいと思った求人全てに自由に応募できます。また紹介会社との関係も気にする必要がないので、(企業側からすると嫌なのですが)面接に進んだ際の日程変更や辞退もしやすいです(企業側の所感ですが、今はWEB上でやり取りするので、気軽に日程変更や辞退をされますし、結構ドタキャンされることも多いです)。

 

2.若い方は紹介会社経由より採用されやすい
 そもそも転職サイト経由ではスタッフレベルの方を採用したいニーズがあるので、若い方だけで選考上有利に働きやすいです。若いとフィルタリングにかからずレジュメを読んでもらえる可能性も高いです。

 

3.面接に進んだ場合、採用される可能性はかなり高い
 転職サイトからの応募は一般的に多数となるので、その中から選んでもらえたということは、企業側としての期待値は高いと思われます。
また前述した通り転職サイト経由ですと、採用フィーの関係で紹介会社経由で採用するより低コストとなるので、企業側もこちらを優先します。

 

 

(デメリット)
1. 年齢が高い方は書類が極めて通りにくい
 前述した通り、年齢が高いとそれだけでレジュメを読んでもらえずNGとなるケースが高いです。実際私が選考する際はそうしますし、このデメリットは非常に大きいです。

 

2. そもそも応募したい求人がない
 特に高給与、ポジションのものは少ないと思われます。
 それぞれメリット、デメリットがあり、要は使い分けだと思いますが、より効果的、効率的な転職活動となるための一助となれば幸いです。