大手企業からベンチャー企業への転職を成功させる方法

大手企業からベンチャー企業への転職を成功させる方法

日本でも大手企業の倒産等、必ずしも大手企業で勤め続けることが安泰ではなくなってきている事、また日本にも魅力的なベンチャー企業が増えてきていることから、大手企業からベンチャー企業への転職を検討されている方は多いと思います。ここでは大手企業から有望ベンチャー企業への転職を成功させるためのノウハウを提供したいと思います。

 

 まず有望ベンチャーの見分け方ですが、

 

1. IPOを目指している等、具体的な目標が掲げられている
2. 上記に加え、社歴が浅い
3. 掲示板等でネガティブな意見が書かれすぎていない

 

の3つは最低限押さえたいです。
1については、成長に対し強いコミットがあることは優良ベンチャーの共通点です。またそのような企業で働く従業員は目的が明確なので、前向きにポジティブに働く人が多いです。そのような従業員が作る環境と、そうではない従業員が作る環境はその空気感は大きく異なります。大手からベンチャーへの転職をお考えの方はそれなりの野心をお持ちだと思いますので、そこは必ず押さえるべきです。ただIPOを目指すなどを口先だけで言っている企業も多数あります。そこの見極めとしては会社概要を確認し、既にベンチャーキャピタルが入っている(すなわち具体的なExit戦略があり成長が必要)、監査役が3名以上いる等、上場企業に必要なガバナンス体制が構築されつつある等、具体性を確認するとよいです。

 

2については、あまりに社歴が長い会社ですと古参の社員が多くいる可能性があり、ベンチャー企業のよい点であるフレッシュで風通りのよい環境でない可能性があります。またそもそも成長性への疑問もあります。

 

3については、成長企業でも残業があまりにも多い、離職者があまりにも多いといった社員を使い捨てる企業の見極めが必要だからです。このような掲示板に書かれていることは共通点を抽出することに意味がありますが、それなりの口コミ数で共通点を抽出できればそれは当たっている可能性が高いです。成長しているベンチャー企業はタスクが多いのである程度のハードワークは致し方ないですが、それでもそれが理由による離職者が多いとなると中長期的な成長や、そもそも労務上問題のある会社である可能性が高いので注意が必要です。

 

 

上記を踏まえた上で、応募し採用されるにはいくつかポイントがありますが、そもそものベンチャー企業の求人の特徴としては、

 

1. 急募のケースが多い
2. 求人数が多い
3. 転職回数不問でスキル重視

 

があります。

 

 それを踏まえた上で、より採用されやすくなる方法としては、

 

1. より早く入社することが可能をアピール
2. 紹介会社経由ではなく、媒体経由
3. 「これができる」と明確にスキルをアピールし、コミット力が強い印象を与える。

 

があります。

 

1については有望ベンチャーはタスクに対し従業員が足りていないケースがままあり、内定から入社までが早い人を優遇するケースが多いです。実際私も現在ベンチャー企業で管理部門責任者を務めていますが、その点は非常に重視します。
2については有望ベンチャーは中途採用を多数のポジションでかけており、採用費がかさんでいるケースが多いです。より採用費が押さえられる媒体からの応募は、最終決定時に有利に働く可能性が強いです。
3については面接時のポイントですが、有望ベンチャーの社長や経営陣は往々にして評論家タイプの人間を嫌います。中途採用全般に言えることかもしれませんが、明確にスキルをアピールし、仕事から逃げない強いコミット力を、ある程度の具体性を持って簡潔に説明できると面接通過率はかなり高くなると思います。

 

私自身も大手企業からベンチャー企業へ転身し、33歳からCFOを務めています。ベンチャー企業はその能力如何で、年齢や社歴関係なくポジションや給与を上げるチャンスが多くあります。是非転職の際の参考にしてみてください。